大人になると、なぜマネージャーの意味が変わるのか?

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私は法人営業担当として約10年、会社勤めをしています。

それなりに部下や後輩ができ、マーネジャー職になったり、役職に関わらずマネジメントの役割を求められるシーンが増えてきました。

そんな中で、私の会社のマネージャー達から感じた違和感があるので、それをシェアしたいと思います。

学生時代の部活のマネージャー

私は、

  • マネージャーとプレイヤーは上下関係ではない
  • マネージャーとプレイヤーは担当する役割が異なるだけ

と思っています。

「マネージャー」という役職・役割は、学生時代の部活のマネージャーと同義であり、

部員がPerformanceを発揮できるように、様々な雑務も含めて、部やチームや職場の環境を整えるのが役割だと思っています。

社会に出てからのマネージャー

けれど、私の会社のマネージャーや、他社で見聞きするマネージャーも含めて、

  • マネージャー=プレイヤーより偉い
  • マネージャーは、プレイヤーに指示を出して、働かせることが役割

のように考えているマネージャー・プレイヤーがほとんどで、違和感を感じました。

それでも、マネージャーとしてプレイヤーの業務環境や生産性を向上する働きができていれば、定義は別にどうでも良いのですが、

往々にして、プレイヤーの業務の妨げになるような制度やルールを課すなど、私が考えるマネージャー像とは真逆の人があまりにも多いと感じました。

プロスポーツ界でよく言われる、

良いプレイヤーが、必ずしも良いマネージャーになるとは限らない

というような言葉も、このような「マネージャー」という役割に対する誤解が1つの理由だと感じました。

会社のマネージャーの目指すべき姿

会社組織の「マネージャー」には、本来2つの役割があると思います。

①前述の通り、プレイヤーの業務環境を整える

②Coachとして、プレイヤーの壁となったり、全体最適を考えた戦術(時にはプレイヤーの妨げにもなる)を、戦略的に講じて、プレイヤーを導く

私の会社や、世の中のマネージャー達は、圧倒的に②だけの、しかも非戦略的な人が多いのだと実感しました。

②には大局観や戦略が必要なこと、そして①を忘れないよう、マネージャー業務にあたるべきと、自戒を込めて、感じています。

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