報告や追加の提案は、仕事の全体地図を描いて、そこに現在地を示した上で行うこと。
法人営業において、(私が実感を伴って)大切だと思うポイントです。
上司、顧客、意思決定者は、必ず忘れていると思うべきです。
相手が、どんなに優秀な人だったとしても!
長期的な仕事
大きなプロジェクト、契約までに何回も商談を重ねる仕事、社内での定期報告、等など…
営業の仕事では、日をまたいで、場合によっては月をまたいで、上司や決裁者に報告や追加の提案を行う場面が多いと思います。
※報告については、営業でなくても同じですね。
相手は、必ず忘れている
そんな時、前回の合意事項は、冒頭に必ず振り返る・繰り返すようにしましょう。
上司や顧客の決裁者は、必ず忘れています。
他の部下の報告も同様に聞いているし、他の会社からの提案も同様に受けています。
もし、忘れていなかったとしても、他人同士どこかに誤解は発生しますし。
全体地図と現在地⇒決裁済範囲を徐々に拡大!
そこで、仕事の全体の計画を示し、前回の合意事項・範囲を必ず振り返ります。
こうすることで、誤解を防ぐだけでなく、合意・決裁範囲を明確にすることができ、往々にして起こりがちな、”偉い人の朝令暮改”みたいな後戻りを防ぐことができます。
当然ながら、そういった戦略を度外視しても、その報告や商談をスムーズに進めるのには不可欠です。
全体地図を描き、合意・決裁済の範囲で徐々に塗りつぶしていく作業。これこそ法人営業職の面白いところですし、注力すべき仕事だと思います。
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