”埋もれる人材”にならないために
中小企業×法人営業においては、会社が用意している研修・教育プログラムだけでは不十分だと思います。
会社内外の変革の激しい現代、特に中小企業においては、入社時に求められるスキル・人材と、今・将来、求められる人材は、変わっていると思われるし、むしろ世の中の変化に対応するために、変わっている必要すらあると思います。
大企業であれば、このような変化に対応するための人材育成にも、金も時間も人材も、投入できるでしょうが、中小企業ではそうはいきません。
あらゆるリソースが限られる中なので、「必要なスキルを見極め、自ら手を挙げる」人に、リソースを投入する必要があります。
必要なスキルを見極め、自ら手を挙げる
自発的な勉強というのは、正直このように自ら進んで学ぶ姿勢がある人、またそのような人でも本気で必要性を感じている分野しか、身につかないと思います。
(会社が用意した研修プログラムや外部セミナーには、”行くだけ”になっちゃう。)
必要なスキルを見極める
難しいことなのですが、
- 基本のビジネススキル
- 将来なりたい人物像
を分けて考え、まずは基本のビジネススキルを学ぶと良いと思います。
基本のビジネススキル
様々な書籍やWebサイト等で書かれていますが、
- 会計、金融
- マーケティング
- IT・PCスキル
- 言語
等は、どのような会社、どのような職種でも必要とされる、ビジネスにおける基本スキルと言えると思います。
会計、金融であれば、まずは簿記等を出発点に学んでみるとか、IT・PCスキルであれば、Officeソフトの訓練等、具体的な第一歩のイメージが湧きやすいと思います。
※言語だけは、今後の自動翻訳技術等の進化、またその言語で自らビジネスをするには、その国のバックグラウンド(政治的背景や歴史とか)も必要だと思っており、私自身は基本スキルと言えるか少し懐疑的。
これら基本スキルであれば、資格取得の勉強等を通じて体系的に学べるので、まずはオススメです。
また、会社によっては、手を挙げれば、そのようなセミナーに参加させてくれたり、というのもあるかもしれません。(私の会社にはそのような文化があります。)
将来なりたい人物像
これは、社会人になってまもない若手世代には、難しいかもしれません。
少なくとも私は、5,6年働いてみてやっと、将来こういう生き方・働き方をしたいというイメージが持てるようになりました。
私の場合、マインドマップを用いて、目指す生き方・働き方を具体的に書き、それに至るまでのステップや必要なスキルを書き出し、それに基づいて勉強する、というやり方にしています。
例えば、「時間や場所にとらわれず働きたい」という思いがあり、「ならば、「IT関連の仕事、PCスキルを持っていて、インターネットを介してどこでも仕事ができる必要がある」みたいな考え方です。
会社に頼らず、あてにせず、自分を磨く
現代では、大企業であってもその会社に定年まで勤め続けるという考えは多くはないかもしれませんが、中小企業ではより「会社に依存しない、普遍的なスキル、自分の人生に必要なこと」等を意識して、自ら、勉強していく必要があると思います。
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